令和7年8月28日におおがき苑で「エマニチュードの考え方」を学ぶ研修を行い、外部講師として株式会社isM ケアプランリッツ 管理者 石川 大(いしかわ まさる)先生をお招きしました✨
👨🏫 講師紹介
石川先生は、主任介護支援専門員・介護福祉士の資格をお持ちで、認知症実践者研修やパーソン・センタード・ケアの研修も修了されています。これまで、社会福祉協議会やケアハウス、特別養護老人ホーム、グループホームなど、さまざまな介護の現場で 26年以上の経験を積まれてきたベテランの先生です。「目の前のご利用者様に何ができるかを一緒に考えたい」そんな思いを大切に、現場での学びや気づきを惜しみなく共有してくださいました。
📚 研修の様子
今回のテーマは「エマニチュードの考え方」。
認知症の方にどう寄り添うか、どう向き合うかを中心に、具体的な事例を交えながらお話しいただきました。

職員からは
💬「日々のケアで大切にする“気づき”の視点を学べた」
💬「入居者様の気持ちにもっと寄り添いたいと思えた」
といった感想があがり、すぐに実践につなげられる学びがたくさんありました。
🌱 エマニチュードとは?
「エマニチュード(Humanitude:ユマニチュード)」は、フランスで生まれた 認知症ケアの方法と考え方です。大切にしているのは、介護される方を「ひとりの人」として尊重し、その方の尊厳を守ること。
そのために、次の 4つの柱 を重視します。
1.見る👀
やさしいまなざしで相手を見つめる
2.話す🗣️
安心できる声かけを続ける
3.触れる🤲
あたたかい手のタッチで信頼を伝える
4.立つ🚶
できる範囲で立ち、体を動かすことを支援する
エマニチュードは、ご利用者様の「不安」や「拒否」を和らげ、介護する人とされる人、両方が心地よく過ごせる関係づくりを目指しています。


🌱 これからに向けて
石川先生のお話は、26年の経験からくる温かさと重みがあり、参加した職員みんなが「介護の原点」をあらためて考えるきっかけになりました。今回の研修で得た学びを、これからのケアにしっかり活かしていき、ご利用者様により安心して過ごしていただける環境づくりにつなげていきたいと思います✨
👉 次回も学びの様子をブログでお届けしますので、お楽しみに!